注意!!工場の稼働時間制限
- 24時間稼働している工場がある。
あなたは、24時間稼働している工場があることをご存じですか?
ほとんどの方は工場は昼間稼働し、夜は止まっていると考えているのではないでしょうか。
しかし、大手企業や大量生産企業の工場では、昼夜を問わず24時間工場を稼働している場合があります。
この場合、1人で24時間稼働させ続けることは不可能ですので、ほとんどは3交代制などの交代制を行っています。
その上で機械化・システム化を進める等の経費の削減方法を模索しています。
このような企業は起業時や業務拡大の際、新たな工場を探す必要があります。
- 工場には稼働時間制限があるものがある。
では、工場を探す際に1番注意すべきことはなんでしょう?
それは、工場に稼働時間制限があるかということです。
例えば、私の経験上では市街地内の倉庫兼工場がこれにあたります。
この工場は、23時以降は作業だけでなくトラックを使った荷物の出し入れも禁止されていました。
理由としては、近隣住民からの騒音問題が主です。
別の工場でも近隣への配慮から24時までの稼働時間制限があり、この制限だけで別の工場を探さなくてはいけないことがありました。
このように24時間稼働を行う企業は始めの工場探しが大きな障害となりえます。
加えて、この24時間稼働可能な工場は数が少なく、希望した場所に空きがないことがほとんどです。
場所にこだわりがあり、2年以上も工場の空きを探している企業様もいらっしゃいます。
もし、期間を優先して工場を探す場合は場所に余裕を持つことをおすすめします。
- 工場を24時間稼働させる場合の一工夫
当社にも24時間稼働の工場を探している方は数社いらしています。
その方たちが工場を選ぶ際に喜んだもの・設備を少しご紹介しようと思います。
24時間稼働可能な工場を見つけたとして、皆さんは他に何を求めるのでしょうか?
私のお客様は一様に従業員のことを考えていました。
24時間稼働しているため、従業員が泊まり込みになることもあるかもしれない
このようなことを考え以下のような設備があればうれしいと聞きました。
- シャワールーム
- 仮眠室
水廻りに関して、トイレ・給水所はもちろんシャワールームがあることが大きなメリットとなったようです。
確かに、泊まり込みの作業となった場合、シャワールームが有ると無いとでは従業員の気が違ってくるでしょう。
同様に仮眠室があるのであれば、尚ことでしょう。
このような設備を設置可能な工場を探すことにより、従業員の満足度が変わってきます。
以上のように、24時間稼働を考えている工場を探す場合は、あらかじめ不動産会社に24時間稼働させる旨と、それに通じる設備が必要かそうでないかを伝えておこう。
そのうえで特に場所に関して、余裕をもって工場探しを行うことをおすすめします。